CATEGORY : 現場レポート DATE : 2017年6月30日
福岡市の東隣、久山町の町立幼稚園の現場です。今年の9月末に竣工予定、現在は建物の内部仕上げ、外構工事を始めたところです。
木造平屋建ての幼稚園ですが、特徴的なのは町産材のヒノキ・スギを多用しているところ。
いわゆる市場流通材ではない地場産材で建物をつくることは、地産地消につながることですが、現在事例は少なく、まだその方法が確立されていません。
町も、森林組合も、我々設計も、工事の現場も初めての問題にいろいろ直面しながら日々進めていっています。
(杉本泰志)
CATEGORY : モノコトプロジェクト DATE : 2017年6月23日
建築家であり建築写真撮影もされている田中香氏をお招きして、
今年の4月に台湾旅行された際に訪れた建築や旅の様子をご紹介いただきました。
台湾風唐揚げ(スパイスが絶妙!)もお持ちいただき、目も舌も贅沢な月ギャラでした。
CATEGORY : 雑誌掲載 DATE : 2017年6月13日
建築ジャーナル 2017年6月号P48「仕事場」
環•設計工房/モノコトプロジェクトの事務所が掲載されました。
(白川京紗)
CATEGORY : 現場レポート DATE : 2017年5月20日
建設中の由布院玉の湯「サロン」上棟の神事が行われました。
ほんと森の中のサロンです。
会食や朝食、お茶会、会議などに使う多目的な空間。
7月初旬のオープンが決まっていて、これから雨の時期。しかも営業しながらの工事で制約が・・・!
佐伯建設さんプレッシャーです。監督さんがんばってください!
神主さんは宇奈岐日女神社(うなぐひめじんじゃ)、湯布院町内にある神社から。
うなぎかなと思い珍しい名前なので「ウナグヒメ」についてお訪ねしたところ、
「うなぐ」とは勾玉などの首飾りを意味し、これを身につけた女首長の巫女が神に転じたと推測されている一方、
「ウナギ(鰻)」に由来するとする説もあるそうで、古くは由布院盆地が湖であったという伝説(蹴裂伝説)からだそうです。
写真:「サロン」からみた玉の湯の森
(石橋光男)
CATEGORY : イベントモノコトプロジェクト DATE : 2017年5月16日
「インドシナの断面図・グローバリゼーションの風景」と題して、
ベトナムからの留学生 レアインヴーさん による月ギャラを行いました。
1ヶ月の春休みに旅行したベトナムとカンボジアについて話してもらいました。
建築にとどまらず様々な視点から日本、ベトナム、カンボジアを比較しており、
歴史、文化、宗教、経済、人口、通貨、交通、食、人など盛りだくさんでした。
インド(India)とシナ(China)に囲まれた国々の総称としてのインドシナ。
今後大きな経済成長が期待される国々なだけに、ベトナムとカンボジアのリアルな今の姿は大変興味深いものでした。
ベトナムのお茶。時間の経過で味に変化が!お湯を追加して2時間かけてじっくりいただきました。
ベトナムの建築家が設計した建物が掲載された雑誌、書籍。
日本にはない、ベトナムのジャム(果物)もいただきました。
日本では一般的な「社会人」という言葉に対して、「社会人になるか?世界人になるか?」という疑問をなげかけ、
最後は「think globally and act locally」というお気に入りの言葉で締めくくってくださいました。
2時間半の濃密な時間!ありがとうございました。
(白川 京紗)